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香木買取おすすめ業者4選!買取相場や高く売るコツもご紹介!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
香木は、茶道、華道に並ぶ日本の三大芸道のひとつに数えられる香道は、香木を鑑賞する芸事です。
「習い事をやめたから不要になった」
「押入れからそれらしい木が出てきた」
など、実は持っているという人も少なくありません。そこで、買取相場や高く売れる香木の特徴、おすすめの買取業者を紹介します。
目次
※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。
香木は価格高騰中
よい香りのする樹木や木材、またそれらの樹木よりとれる香料全般を香木といいます。
最近では、カルチャースクールとして香道教室が開催されたり、気軽に楽しめる香道体験が徐々に人気を集めるようになってきたりしました。また、中国をはじめとした世界中で香木の需要が高まってきています。そうした背景もあり、近年では香木の希少価値が高まると共に買取価格も高騰しています(2022年4月現在)。
香木の買取おすすめ業者4選
香木を売りたいと思ったときにおすすめの業者を取りまとめました。
高く売れるドットコム
買取品目が10万種類以上にも及ぶ高く売れるドットコムは、弊社マーケットエンタープライズが運営しています。Webから買取価格を調べることが可能で、高く売れるドットコムで香木を買取できなかった場合でも、提携しているおいくらを利用して他店からの見積りが複数とれます。
高く売れるドットコムコムの買取サービスは、店頭・宅配・出張。全国にある10店舗で可能な店頭買取サービスは、電話 [0120-503-864](※年末年始除く9:15~21:00) ・Webで事前に無料査定をすることで来店予約が可能です。
宅配買取は、全国から無料で利用できるサービスで、無料で宅配キットも頼めますから、ただ梱包すればいいだけです。キャンセルをしても返送料金は、高く売れるドットコム持ちです。出張買取も宅配と同様に無料で全国対応で、予約をした日に自宅で買取します。
福ちゃん
出典:福ちゃん公式サイト
価値が不明なことも多い香木もお任せの福ちゃん。丁寧な査定のうえで、適正価格で香木の買取をおこなっています。たとえ真贋が不明なものでも構いません。香木の買取実績が豊富ですから、安心して任せましょう。
店頭買取は、全国にある大阪を中心とした13店舗でのみおこなっています。完全予約制の店舗と不必要な店舗とありますが、予約をしたほうがスムーズです。そのほか、宅配買取にも、対応しているため、宅配キットを使って梱包した後は送るだけの買取依頼も可能。ダンボールが4箱未満なら、送料無料です。
出張買取はどこでも全国出張費0円。不成立時のキャンセル料もないため、無理に売る必要はありません。
日晃堂
出典:日晃堂公式サイト
香木に関する知識が豊富で、細かなランクにも詳しい査定員が在籍する日晃堂。種類や産地がわからない、割れや痛みがあるといった香木でも丁寧に鑑定してもらえます。香木の真贋鑑定に自信があるからこそ、特に伽羅のような香木は高値で買取してもらえるでしょう。
日晃堂では、Webやメール、LINEを用いた相談サービスも充実しており、気軽に利用できます。選べる買取方法は、一部をのぞき店頭買取・宅配買取・出張買取の3種類で、すべて事前の申し込みが必要です。店頭買取の場合は、福ちゃんとの共同店舗である横浜店以外は、完全予約制ですから注意しましょう。
宅配買取では、買取時の手数料は、すべて日晃堂の負担で、便利な無料宅配キットも用意されています。出張買取は全国対応であり、出張料金からキャンセル料金まで無料です。品物の数が多い、自宅でゆっくり査定してほしい人におすすめの方法です。
バイセル
出典:バイセル公式サイト
これまでにも全国から香木を買取っているバイセル。産地や種類が不明の香木でも査定・買取に対応します。専門知識があるため、見分けが難しい香木も任せてほしいとのこと。無料査定は電話、メールで可能fr、チャットを使った無料相談もできます。
買取方法はニーズにあわせて選べる店頭・宅配・出張の3種類。新宿サブナード店・有楽町店・名古屋栄セントラルパーク店・横浜元町店・大阪なんばCITY店なら予約不要です。逆にそれ以外の店舗は予約制ですから、注意しましょう。
宅配買取は専門無料電話から必ず予約をしなくてはいけません。宅配キットが届いたら、あとは送るだけ。おおむね1週間以内に査定結果の連絡がきます。振り込み手数料はバイセル持ちです。しかし、返送は着払い対応ですから注意しましょう。
バイセルの出張買取は、簡単4ステップ。申し込み、自宅査定・金額の支払い・バイセルからのフォローアップ。すべて利用は無料です。
▼こちらの記事では、骨董品のおすすめ買取業者や買取相場を紹介しているので参考にしてください。
香木の買取相場
よい香りの樹木全般を香木というケースもあるものの、買取業者が買取対象としてあげている香木というと白檀・沈香・伽羅の3つが多いです。そこで白檀・沈香・伽羅の特徴や産出国、それぞれの価格などについて詳しくみていきましょう。
白檀の買取相場
ビャクダン科ビャクダン属の半寄生の熱帯性常緑樹が、白檀です。日本には生息しておらず、インドを中心とした東南アジアが原産国。最高級品と呼ばれるインドのマイソール地方で産出される白檀は、老山白檀という別称があります。英語名はサンダルウッドといい、アロマなどに興味がある人にとっては馴染みふかい植物でしょう。
上品で落ち着いたウッディ調の香が特徴です。常温のままでも香が強く、仏具として用いられるケースも多くみかけます。香木について詳しくない人でも、知らないうちに白檀の香りはかいだことがあるのではないでしょうか。
人工的に栽培するのは難しく、50年以上もの年月を経てやっと白檀らしい香りが生まれると言われています。年々数は減少しており、インド政府では伐採制限、輸出規制かけていることから、希少価値が上がっています。現在、日本には加工品や粉末以外の輸出がされていません。そのためそれ以外のものは、規制以前に輸入されたものです。
白檀の買取相場は、1gあたり10~60円ほどですが、白檀の状態や産地によっても変わります。上記より高くなることも、安くなることもあるでしょう。グラムあたりの買取相場は、ひとつの目安と考えてください。
インド・マイソール産の老山白檀香木は、上記の相場とは一線を画しており1グラムあたりの買取相場は、160~280円と10倍以上もの価値があります。
沈香の買取相場
熱帯アジアを原産地とするジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑高木の樹液が固まり、樹脂となったものが沈香という香木の正体です。長い時間をかけて成分が変質しなければ、沈香独特の香は生じません。
香道の世界には、六国五味という概念があります。沈香はいくつかの種類に分けられるのですが、その基準である要素が六国五味です。六国五味の六国は産出される場所、五味は香木を香により分類するものです。沈香は、香木の木所や品質により6種類に、そして味覚にたとえられた香りは5つに分類できます。
そのため沈香も白檀同様、品によって買取相場に差が出てしまいます。沈香の大体の買取相場は、1グラム50~150円。品質にもよりますが基本的には、白檀よりも相場は高めだといえるでしょう。
伽羅の買取相場
伽羅はベトナムの限られた地域のみで採れる香木ですが、樹木の種類としては沈香と同じです。しかし、沈香の中で最高級でありその香りは至高といわれています。香木の中でも、もっとも高い値がつくものです。
品質が並のものでも1グラム2,000~20,000円、中級以上になるとたった1グラムで20,000~40,000円で査定されることもあります。最高級品ということもあり、昔から他の香木と比べても高値であった伽羅ですが、40年、20年前と比較してもどんどん価格は上昇しています。
それは沈香自体の希少性が高まり、それに伴い中でも希少価値の高い伽羅は、相場がより高額になったためです。買取業者によっては、伽羅の買取額を時価と表示しているところもあるほどです。
そのほかの香木の買取相場
よく香木として紹介されているのが、上記にあげた白檀・沈香・伽羅です。しかし、沈香は伽羅のほかに六国五味に基づき他に5種類が挙げられます。それが羅国(タイ産)、真南蛮(インド南西、マラバル海岸地域)、真那賀(マラッカ、マレー半島)、佐曽羅(インドネシア)、寸門陀羅(スマトラ島)に5つです。これらは、伽羅に比べれば買取額は総じて安いといえます。
相場は、前述した沈香同様です。とはいえ、質のいいものでは1グラム1,000円をこえる価格で買取られるものもあります。粉末よりも刻み、刻みよりも木の状態の方が同じ量でも相場は高い傾向がみられます。また、樹脂成分の含有量が多いと価格は高くなっていきます。
香木の種類
沈香(じんこう)
沈香はジンチョウゲ科の木です。ジンチョウゲ科の木は菌に感染した際や傷が付いた際に樹液を出し、その樹液の成分が変質することで独特の香りを放ちます。その香りが沈香の香りです。
沈香になるには50年ほどかかります。さらに質の良いものだと100~150年以上かかる物もあります。
人工的に沈香を生成することは極めて難しいです。さらに、ワシントン条約の「附属書Ⅱ」に指定されており、大変貴重な香木の一種です。
伽羅(きゃら)
伽羅は香木の中でも最上品級の物を指します。複層的な香りを持つのが特徴です。
昔から伽羅の価値は金に等しいとされるほど重宝されてきた香木の種類です。供給が減少傾向にあるため、より大切に扱うべき香木です。
白檀(びゃくだん)
白檀は彫刻・工芸品・扇子など幅広い品に使用される香木です。心材を切り出した後に乾燥させ、刻みや角割などにして使います。
白檀という植物自体が香りを発することや、防虫効果が強いことが特徴です。老山白檀と呼ばれるインド南部で生産される白檀が最上品とされています。
高く売れる香木の特徴
高騰し続けている香木ではありますが、中でも高く売れるものがあります。そんな高く売れる香木の特徴に焦点をあててみましょう。
保存状態が良好
香木は基本的にお手入れは必要ありません。しかし、保存方法には気を付ける必要があります。保存状態が良好であれば、買取額にも影響するでしょう。
ポイントは、直射日光を避け変色を防ぐこと。カビや膨張を防ぐために、湿気に注意する必要もあります。また、他の香りの強いものの近くで保管することは避けましょう。簡単なことさえ守れば、良好な状態を保て査定にマイナスの影響は与えないはずです。
箱や証明書がある
香木の希少性があがると共に、残念ながら偽物も増えてきました。ですから、本物である証として、購入店の箱や証明できるものがあると査定額は高くなりやすいです。
老舗の香道具店が扱う香木は、品質・信頼性ともに高く買取価格にも影響してきます。たとえば、松栄堂・鳩居堂・負野薫玉堂が有名です。また、香木には御家元によって付銘されたものが銘香があります。銘香も証明できると買取額は高くなるでしょう。
原木の質がよい
原木の質のよさも香木の買取価格に関係します。逆にいうと原木の質がよくないと、よい香木は生まれません。
原木とは、樹木を切った状態で手を加えていないものを指します。質のよくない原木では、オイルや香料を用いて香木を加工をしているケースもあります。
大きさ、サイズがある
基本的に香木は、サイズが大きいほうが買取価格はあがるものです。金のようにグラムあたりの貴金属価格が明確なわけではなく、品質の関係もあり大きさだけで判断はできません。それでも、通常は大きいほうが高値がつきやすいでしょう。
ちなみに刻みよりは小割、小割よりは割、自分で加工も可能な木の順に高くなっていきます。繰り返しになりますが、サイズだけではなく品質も考慮されることを忘れてはいけません。
ベトナム産などの産地
香木は産地によっても、品質や香が変わってくると言われています。また、それにより価格にも違いが生まれます。
高くなるのは、伽羅の産出国でもあるベトナムです。伽羅ではなくとも、ベトナム産の沈香は高く評価されています。
ドロ沈香である
ドロ沈香とは、六国五味の五味すべてが揃っている香木といわれています。五味とは、酸・苦・甘・辛・鹹の五つの味覚のこと。それらのすべてを感じられるのが、ドロ沈香です。ドロ沈香もベトナム産の香木です。
贋作や加工品に注意
年々希少価値の高まる香木ですが、それだけに贋作や加工品も増えているのが実情です。特に高値で取引されている伽羅やベトナム産の香木に似せたものが出回っています。
一般的な買取業者では、こうした贋作や加工品を見分けるのは難しいため、香木を売るなら香専門店や香木買取実績の豊富な業者へ依頼しましょう。
香木は査定が難しいため買取業者選びを慎重に
香木は、買取業者でさえ査定が難しい品目です。特に最近では希少価値の高まりと共に偽物が増えています。そのため、業者によっては真贋がはっきりとしている香木以外は、適正価格より安く査定するところもみられます。
だからこそ香木は、正しい価値を判断できる査定スタッフが在籍しているところを選びましょう。香香を専門とする買取業者やこれまでに多数の香木を買取している実績のある業者を探してみてください。
弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)
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