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月に雁切手の買取おすすめ業者4選|買取相場や現在の価値も解説


お手元にある切手の中に、「月に雁(つきにかり)」が含まれていたら、大切に保管してください。
月に雁は歌川広重(安藤広重)の浮世絵がデザインに採用された、とても魅力的な切手です。しかしオリジナル版、復刻版のほかにも偽物が存在します。
オリジナル版なら高額での売却も可能です。この記事では月に雁切手の買取相場価格や偽物の見分け方などを紹介します。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
月に雁切手の買取おすすめ業者4選
プレミア切手は1枚からでも無料査定可能です。
しかし、一枚だけで店舗まで行って持ち込むのはなかなか大変ですよね。
大量に切手があると、査定で待ち時間も非常に長くなると予想されます。
最近ではWebから画像を送ったり、LINEで査定をしたりと、おおよその査定額をすぐに提示してくれる業者が多数あり、とても便利ですよ。
自宅にいながら査定結果がわかるので、お試しにやってみてはいかがでしょうか?
高く売れるドットコム
切手の買取額は、スタッフの知識と経験によっても左右されてしまいます。
高く売れるドットコムなら、ベテランの査定士がいますので、しっかりと一枚ずつていねいに査定してくれます。
東証プライム上場企業が運営している企業で、買取実績は10万件以上。
安心できる買取サービス業者です。
バラ、シート、価値のわからない切手、保管状態が悪いものでも対応してくれます。
WEBや電話0120-503-864(※年末年始除く9:15~21:00))では無料事前査定も可能です。
とりあえずいくらで売れるか知りたい方にもおすすめですよ。
高く売れるドットコムで月に雁切手が
いくらで売れるか無料査定する
福ちゃん

参考:福ちゃん
「福ちゃん」は、買取実績200万件を超える切手買取専門サービスです。
箱代や送料が無料の宅配買取や出張買取で切手の査定を実施しています。
公式サイトにクーリングオフについて記載があり、査定価格を聞いてからのキャンセルも可能なため、安心して査定を依頼できるのではないでしょうか。
切手買取福ちゃんの特徴
- 買取実績600万点突破
- プレミア切手以外の切手も査定対応
- 宅配買取も選べて家にいながら簡単査定
- 買取手数料0円
買取プレミアム

参考:切手買取プレミアム
「切手買取プレミアム」は365日24時間無料電話またはメールで受付をしているので、買取に関して知りたい点もすぐに尋ねることができて便利です。特に出張買取を得意とし、知識を持った査定員が自宅まで無料で訪問し査定をしてもらえます。
自宅の玄関先に査定してもらいたい切手コレクションを出しておきましょう。
切手買取プレミアムの特徴
- 女性査定員在籍で出張買取も安心
- 無料出張買取で手間なく査定
- その場で現金受け取り
- WEBまたは電話問い合わせで簡単依頼
バイセル
バイセルなら、価値のわからない切手でもしっかりと査定してくれます。月に雁や見返り美人はもちろん、さまざまな切手をまとめて査定可能です。
出張買取・宅配買取・店頭持ち込みに対応しているので、都合のよい方法で査定依頼ができます。
まずは無料で相談してみてはいかがでしょうか。
▼他の切手買取サービスとも比較したい方や、高く売れる切手を知りたい方は、こちらの切手の買取おすすめ業者を紹介している記事をお役立てください。
月に雁切手の買取相場
気になる月に雁の買取相場ですが、シートかバラかで異なってきます。
また、月に雁には「復刻版」があり、こちらはあまり高く買取されていません。
偽物もありますので、査定は切手買取専門業者にお願いしたほうがよいでしょう。
- 月に雁切手(バラ・美品)の買取相場:5,000円~7,000円
- 月に雁切手(シート)の買取相場:20,000円~30,000円
- 月に雁切手(復刻版)の買取相場:額面以下~500円
表のとおり、月に雁切手はバラでも5000円~と高い買取額となります。
月に雁切手のシートは5面シートになります。こちらは、2万円を超える査定額となるでしょう。
切手全般に言えることですが、査定額はシートのほうが高額になります。
シートでお持ちの方は、バラバラにせず保管をしておきましょう。少しでも切れ目が入るとバラと評価され、価格が下がってしまいます。
月に雁は、ピーク時より査定額は下がる傾向にありますので、将来的に手放すことを検討されている方は、早めに売却したほうがよいかもしれません。
※状態によって買取価格は異なりますのでご留意ください。
月に雁切手の復刻版・偽物の見分け方
月に雁は、初版(オリジナル版)と復刻版が存在しています。
1996年に発売された復刻版は、「郵便切手の歩み」というシリーズで発行されました。大人気の見返り美人と4種セットになった美しい切手です。
単色の月と雁、見返り美人にそれぞれカラー版を加えており、コレクションとしてとても魅力的なのですが、発行部数が多かったこともあり、残念ながら買取価格はそれほど高くありません。
復刻版の見分け方はかんたんです。
初版は「800」の数字が書かれており、00の下にアンダーラインが引かれています。
復刻版には額面の「80」とNIPPONの文字が印刷されています。
数字をみれば、素人でも見分けることができます。
一方で偽物は、素人には判別できないほど精巧につくられています。したがって、オークションサイトなどでの購入はなるべく避けた方がよいでしょう。
月に雁切手の復刻版の買取相場
月に雁の初版がプレミア価格なので、復刻版にも高い価格がつくのではと期待されるかもしれませんが、残念ながら額面以下~500円の査定になります。
切手は昭和30年以前のものが価値があるとされ、プレミア価格がつきやすくなります。復刻版は1996年(平成8年)と、比較的新しい切手になりますので、査定額が高くなる可能性は低いでしょう。
すべての切手に言えることですが、年々切手の買取査定額は下がる傾向にあります。もしコレクションを手放すことを検討されているなら、早めに査定をしたほうがよいでしょう。
月に雁切手を高価買取してもらうコツ
月に雁だけに限らず、切手を少しでも高く査定してもらうには、いくつかのコツがあります。せっかくの貴重なコレクションですので、取扱いに気をつけて、大切に扱ってくれる業者を選びましょう。
シートは絶対にバラにしない
切手には、バラの状態とシートの状態の2パターンあります。シートのほうが買取価格は高くなります。1枚でもバラしてあったり、切れ目が入ったりしていると、バラの扱いとなり査定額が大きく下がってしまいます。
シートで購入したコレクションは、あやまって切れ目が入らないように大切に保管しましょう。
保存状態に気をつける
切手の素材は一部を除き、紙で作られています。直射日光や湿気には非常に弱いので、専用のファイルに入れて保管するようにしてください。
ファイルから取り出すときには、ピンセットを使用して、皮脂がつかないように注意することも大切です。
保管状態が悪いと当然、劣化の原因となります。切手の買取を少しでも高くするためには、美品であることが肝要です。日頃から細心の注意を払いましょう。
切手買取の実績豊富な専門店へ依頼する
切手を買取しているならどのお店でも査定額は同じ……ではありません。
複数業者に査定をしてみると、驚くほど査定額が変わることがあります。お店ごとの独自のキャンペーンをしていたり、いくつかの商品を合わせて査定に出すと買取額がアップしたりと、お店によって査定額はかなり変動しますので、ぜひ複数業者に査定を依頼してみてください。
月に雁切手の特徴
「月に雁」は「切手趣味週間シリーズ」のひとつとして1949年(昭和24年)に発行されました。
図案は歌川広重の作品で、額面は8円、サイズは7cm×3cmと縦長のサイズになっています。
現在でも「見返り美人」と肩を並べるほどのプレミア切手として、大変人気のある切手です。
なぜ、月に雁が人気となったのか。その魅力を紹介します。
切手趣味週間に発行された月に雁
1947年に、「切手収集の健全な普及をはかるため」として、当時の逓信省(ていしんしょう)が逓信記念日の4月20日を含む1週間を切手趣味週間と設定し、2021年現在も例年発行されています。
「月に雁」は1949年に発行されました。発行当時は、郵便局の前に行列ができるほどだったそうです。
発行された切手を少しだけ紹介しますと、
- 1947年:葛飾北斎「山下白雨の富士」
- 1948年:菱川師宣「見返り美人」
- 1949年:歌川広重「月に雁」
- 1954年:法隆寺観音菩薩像
- 1955年:喜多川歌麿「ビードロを吹く娘」
- 1956年:東洲斎写楽「市川蝦蔵」
このようなラインナップになっています。
ちなみに2021年には、郵便創業150年を記念し、日本画家・柴田真哉の「郵便取扱の図」と、日本画家・久保田米僊の絵巻「郵便現業絵巻」を題材とした切手が発行されています。
月に雁は、切手コレクターにとって有名な「見返り美人切手」の翌年に発行されたこともあり、大変な人気となりました。
浮世絵がモチーフということもあって、海外のコレクターにも評価されています。人気の見返り美人とセットで復刻版も販売されました。
復刻版については後述します。
なぜ月に雁は人気なのか
月に雁は歌川広重の浮世絵がデザインに採用されていることもあって、特に海外のコレクターに「小さな芸術品」と評価され、大変人気となっています。
発行部数は200万枚と決して多くないこともプレミアとなった要因の一つでしょう。
月に雁は、サイズが7cm×3cmと、特殊な縦長のサイズになっています。美しい月を背景に、三羽の雁が戯れる構図がすばらしく、小さな芸術品と評価されるのも納得です。
切手ブームの全盛期には、当時の大卒初任給が2万~3万の時代に、1万円以上の価格がつけられていたほど。月に雁の貼られた郵便物は盗難被害にあうほどの熱狂ぶりだったようです。
月に雁切手の買取は複数査定がおすすめ!
月に雁は歌川広重の浮世絵が採用された、大変魅力的な切手です。
海外の切手コレクターからも絶賛されている切手で、誇らしくなりますね。
もしご自宅にコレクションされている方は、保管状態に気をつけて、大切に扱ってくださいね。
いくらで売れるか無料査定する
▼月に雁切手以外にも価値の高い切手は存在します。詳しく知りたい方は、こちら「プレミア切手など価値のある切手の買取相場などを紹介している記事をお役立てください。
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